ラグビーワールドカップに思う

2019.11.12発行 Vol.354
ラグビーワールドカップに魅せられた方も多いと思います。私も「にわかファン」となり、結構楽しませてもらいました。顧問先さんを訪問するために訪れた熊本で泊まったホテルにフランスチームが滞在しており、乗ったエレベーターに3人の屈強な若者が乗り込んできたので、「フランスのラグビーチームのメンバーか」と尋ねたら「イエス」と答えてくれたのは自分にとっても良い思い出となりました。顧問先さんに聞いたら、地元の人たちのために一部のチケットが優先的に割り当てられているようで、その顧問先さんの社員も試合を見に行くと言っていました。
日本チームの活躍が目立った大会でしたが、多くの試合が盛り上がり、これも初めて知ったことですが、ラグビーの試合では、両チームの応援者が観客席の一方に偏るのではなく、入り混じって応援するというのもラグビーらしくていいなと思いました。また、ビールの消費量が半端でないらしく、サッカーの試合の何倍ものビールが売れるということで、競技場のトイレの混雑度合いも半端ではなかったそうです。
そのおかげもあって、今回のワールドカップは、結構な経済効果があったと考えられます。5千億円弱の経済効果があるという試算もありますが、私も、大会期間中、新幹線の中で自国と思われるユニフォームを着た外国人を結構多数見かけました。また、南アフリカとウェールズの準決勝があった日の夜にたまたま東京駅に地方から戻りましたが、ちょうど試合のあった横浜スタジアムから戻る人たちとタイミングがあったためでしょうか、東京駅のタクシー乗り場は、南アやウェールズのユニフォームを着た人たちでいっぱいで、私はタクシーに乗るのをあきらめて在来線で帰宅しました。おそらく、彼らはタクシーで宿泊のホテルに向かったのでしょう。
聞くところによると、ワールドカップ応援のために、4年間お金をためて、1カ月間くらい開催国に滞在し、自国チームの応援のない日には観光をするという人も多いとのことです。道理で、新幹線が混んでいるはずだと思いました。私は、年中出張しているのですが、ワールドカップ開催期間中は、よく泊まるホテルでも料金が通常よりも結構高かったところも何か所かありました。それだけ経済効果があったと言えます。
私の知り合いのラグビーの解説者に話を聞くと「4年に一度じゃない、一生に一度だ」という今大会のキャッチフレーズはあまり好きでないと言っていました。「一生に一度」ではなく、これからも何度も日本にワールドカップが来て欲しいからだということです。彼だけでなくそう願っている人は少なくないでしょう。
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