「自分の10大ニュースと人生のステージを上げる」

2017.11.28発行 Vol.307

今週から新しい手帳を使い始めました。私は、もちろん、ディスカヴァーから出ている「小宮一慶のビジネスマン手帳」ですが、2018年版からは「自分の10大ニュース」を書く欄を設けました。私は数年前から、年末になると「自分の10大ニュース」を書くようにしていて、それが結構面白いので、「ビジネスマン手帳」にもその欄を設けたのです。2018年版の手帳だと、2017年と18年の10大ニュースを書けるようにしてあります。今年はまだもう1カ月ありますが、皆さんにとっての10大ニュースはどんなことでしたか。仕事上のこともあれば、プライベートのこともあったでしょう。

なぜ、私がこの「自分の10大ニュース」に興味を持つようになったかというと、それを書くことが1年の振り返りになり、結構面白いということもありますが、それだけでなく、自分の「人生のステージ」が上がっているかどうかを知るのに、とても有用だと思っているからです。1年間を振り返って、わずかでも自分の「人生のステージ」が上がっていることがとても大切だと私は思っているのです。

私はよく講演などで「なれる最高の自分になる」ということをお話します。それが「自己実現」の大前提だと考えているからです。しかし、「なれる最高の自分」ということを具体的にイメージすることは実はとても難しいことだとも感じています。そのために、私は、そのことをお話する際には、「なれる最高の自分を意識しながら、これからの1年で何をするか、何を目指すかを具体的に考えてください」ということを付け加えることにしています。最終的な「なれる最高の自分」を考えるのはなかなか難しいですが、「1年後」や「1年間」で行う目標なら立てやすいのではないかと思うのです。
そして、その1年間を通じた目標を行っていくことで、自分が変わったかどうか、つまり自分の「人生のステージ」が上がっているかどうかを「10大ニュース」で確かめてみるのです。

「人生のステージが上がる」とは、具体的には、今までできなかったような仕事ができた、会う人が少しレベルの高い人になった、行ったことのなかったようなところに行けた、などさまざまあると思います。私の場合は、今年は「モンゴルで講演した」、「米国出張の帰国日の翌日からモンゴルに行った」、「来年4月から始まるNHKの朝ドラの仕事にかかわった」などが10大ニュースに入るのではないかと考えています。
毎日一生懸命働くことはとても大切なことです。しかし、それだからこそ、「人生のステージ」が上がっていることも大切だと思います。いずれにしても、1年はあっという間ですね。10大ニュースで振り返ると結構興味深いですよ。


【小宮 一慶】