KC会員に新しくご入会いただいた方に、インタビューしました。 

第3回目は、植物による緑化事業をなさっている、
日本植生株式会社 代表取締役社長 柴田明典様にお話を伺いました。

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2015.3月ご入会◆日本植生株式会社 様 岡山県津山市

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  代表取締役社長 柴田明典様     日本植生さまのホームページはこちらから≫≫

 

 

 【KC鐘本】:まず、会社のご紹介からお願いします。 

【柴田さま】
私たちは法面(のりめん)と言われる山の斜面の緑化と保護をする仕事をしております。
緑化製品や工法、防災工法等を開発し、公共事業を中心にご採用いただいております。自社で施工もしております。
他には、河川護岸や、スポーツ施設、公園等の緑化も手掛けております。

着工前>>>          施工後>>>          1年経過>>>          4年経過

s_着工前全景.JPG  s_完了全景.JPG  s_1年経過.JPG  s_4年経過.jpg       


 【KC高橋】:もともと起業当初から緑化をすることを生業にされていたのですか?

【柴田さま】
そうですね、昭和26年に祖父柴田正が故郷である岡山県津山市に柴田農園として創業しました。
海軍に行っていた祖父が、復員後、荒廃した国土を見て、緑化を通じて戦後日本の復興に貢献したいという使命感で創業しました。
スギやヒノキの苗木を育てて販売することからはじめ、その後に自社で山を緑化する事業をはじめました。
大きな転機は八郎潟干拓工事に弊社の技術が採用されたことです。
いまでは跡形もなくなっていますが、八郎潟干拓造成地の緑化をほとんどすべて手掛けさせていただいたようです。
気象条件も厳しく、失敗と困難の連続だったそうですが、社運をかけて研究と改善を重ね緑化を成功させることができたと聞いております。
この緑化の成功が、岡山の小さな会社が全国で仕事をさせていただく契機になりました。


 【KC鐘本:時代は高度成長期に差し掛かり、右肩上がりで順調だったのではないですか? 

【柴田さま】
道路整備、宅地開発、林道整備など、高度成長とともに多くの緑化事業が発注されました。
その波に乗って、弊社も発展してきました。会社の発展にともない、緑化に対する考え方も変わりました。
高度成長の時期は「国土保全」、そして、国土を守ることから環境を守ることへ考え方をシフトし「環境保全」、
現在では環境を守るというという思想から、よりよい環境を創り出すという「環境創出」という考えで事業をしています。           


 【KC高橋:ここ数年は、自然災害への対応が求められることが多いのではないですか?

【柴田さま】
東日本大震災はじめ、各地の豪雨災害等により、災害復旧の仕事は増えてきていますね。
防災、減災といった取り組みへの意識とニーズは確実に高まっていると思います。


 【KC鐘本】:これからの事業展開は、どのようなことをお考えなのでしょうか? 

【柴田さま】
創業者は「砂漠を緑化できる会社になりたい」という思いを抱いておりましたので、
これまで日本で培った経験と技術を海外でも展開してみたいと考えています。
昨年、中国に子会社を作りました。中国や東南アジアはこれからもどんどん発展していきますし、すでに環境問題も起きています。
中国の環境問題が様々なメディアで報じられますが、環境意識の高い方はたくさんいらっしゃいます。
そういった方々が弊社のことを調べて問い合わせを下さいます。わざわざ訪ねていらっしゃる方もいます。
そういった方々を見ていると、私たちがお役に立てることはたくさんあるのだなと思います。

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 【KC高橋】:KC会員になったきっかけを、お聞かせください。

【柴田さま】

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36歳で社長になったのですが、自分の判断って本当に正しいのかどうかわからないんですよね。
社長になったら何か意見したり、注意してくれる人もいません。
社長としてどうあるべきなのか自分自身の学びの場がほしいと思っていましたが、「これは」と感じられるものに出会えませんでした。
そんな時に小宮先生の講演会を拝聴しました。
最初の数分で、「自分が求めていたものはこれだ!」と、学びたいという気持ちが湧きあがってきました。

セミナーでは、厳しいことを何度も何度も、毛穴からしみ込むようにおっしゃって下さる。
そういう厳しさを求めて会員になりました。

正しい価値観を持って企業経営することが大切だと思います。
「自分の考えは正しいだろうか?」と、セミナーを聞きながら何度も振り返ることができるのがいいですね。


 【KC鐘本】:柴田さま、ありがとうございました。今後もお役たてるようなセミナーができたらと思っています。
日本植生様の、今後益々のご発展をお祈りしております。本日はありがとうございました。 

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今回のインタビューでは、「自然」との共存・「自然」を創り上げていくことについて、改めて考え直すきっかけになったように感じました。
どうぞ日本植生さまのホームページなども、ご覧いただけたらと存じます。

お忙しいところ、快くお受けいただきました日本植生株式会社 代表取締役社長 柴田明典様、ありがとうございました。

 

インタビュー:小宮コンサルタンツ 高橋 知子 ・ 鐘本 智美